もともと生まれてくるお子さんのお口の中にはむし歯菌は存在しません。保護者のお口のむし歯菌が感染することで定着します。お子さんのむし歯予防を考えると、生まれてくるまでに保護者のお口の中ができるだけ健康になっていることが必要です。なお、むし歯治療は週令によって治療内容が異なります。
● 妊娠初期~17週
痛みのある歯に対しては応急的な除痛処置を行います。麻酔をかける処置が必要な場合は、産科が併設されている総合病院の口腔外科へ紹介を行います。
● 17週~30週
妊娠していないときと同様の治療を行います。抜歯も可能です。
● 30週以降
痛みのある歯に対しては応急的な除痛処置を行います。麻酔をかける処置が必要な場合は、産科が併設されている総合病院の口腔外科へ紹介を行います。